2007年12月29日

メタタグと検索エンジンの話3(重要キーワードの見極め)

メタタグというのは、Webページを記述するHTMLという言語の最初の方に記され、特にSEO(検索エンジン最適化)的には、検索エンジンにそのサイトが重視するキーワードやサイトの内容を伝える役割を持つものです。

metatag.jpg

このように記述され、titele・description・keywordsの3つの要素が重要です。

さて、このメタタグの記述を考える場合に、大切なのが、そのサイト(ページ)にとってどんなキーワードが大切かということです。



もともとWebサイトを企画し、制作する際には、検索エンジンにどんなキーワードが入力された時に上位に表示されたいか、重視するキーワードを決めますが、メタタグを入れる際にはそれを再確認し、さらに優先順位づけをすることが求められます。

重要キーワードを選ぶ手順の一例を挙げます。
@サイトの取り扱う情報のテーマに沿ったもの
Aサイトを検索結果として表示させたい検索キーワード
B競合サイトの意識しているキーワード

これらをブレーンストーミング的に沢山出してみて、最適な組み合わせを考え、優先順位をつけます。それらのワードが、keywaordの値として入力されます。またtitle・disucriptionはそれらの単語の組み合わせを中心に文章を構成します。その際、重要な単語ほど文頭に持ってきた方が良いようです。

■ワードの選定
@サイトの取り扱う情報テーマに沿ったもの
例えば水に関するサイトであれば、「水」というキーワードは当然重要だということになると思います。しかし、「水」だけですと、競合サイトも多く検索結果上位を占めるのは難しいかも知れません。

もう少し絞り込んで、どんな水なのかをあらわす言葉にはどんなものがあるか考えてみます。天然水、純水、災害用保存水などなど、特徴のあるワードを選んでいきます。

A検索結果として表示させたい検索ワード
また、そのサイト(ページ)にある情報を、どんなことを探している人に見て欲しいかと考えるやり方もあります。
どんなことを探しているかを決めるのは、やはり検索エンジンに入力される言葉です。

ユーザは自分の目的にあった「水」の情報を探すために「水」だけでなく他のワードを入力することがあります。例えば「水」+「ダイエット」だったり「水」+「宅配」かも知れません。
2語の組み合わせで考えた場合、両方とも重要ワードと考えます。

B競合サイトのキーワード
これは、競合と考えられるサイトのソース表示(ブラウザメニュー>表示>ソース)をすれば、メタタグに表記されていますから、簡単に知ることができます。複数の競合サイトのキーワードを調べておけば、自分たちの選択が正しいかどうかを検証するのにも使えます。

こうして集めたキーワード候補を絞り込みます。

■キーワード検索数
沢山出てきたキーワードの絞込みには、そのワードの検索エンジンでの検索回数が知りたくなります。ニッチなキーワードは競合も少ないのですが、検索される回数も少ないので、結果としてサイトへの誘導数は少なくなります。

以前は、オーバーチュアキーバードアドバイスツールというのが、リスティング広告のオーバーチュアから公開されていました。これは、前月のキーワード毎あるいはワードの組み合わせの検索数が判るもので、大変便利なものでした。しかし今は新たなデータの更新が行われなくなってしまいました。

以前にもお知らせしたような下記ツールを使って「相対的に検索数を比べる」ことは可能です

アドワーズ・キーワードツール(グーグルの検索数のデータです)
https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal

また、Yahoo!に関しては、オーバーチュアアカウントを持っていれば、管理画面の中で新しいキーワード候補と非常に大雑把な検索数を知ることができますが、これもどちらかと言うと相対値程度と考えた方が良いかと思います。

■キーワードの絞込みと文章化
検索数が多いキーワード(ビッグワードと言います)を優先するのか、もっと絞り込んで、本当にサイトの情報を必要としている人に確実に検索から到達してもらうか、そのバランスとサイトの位置づけを考えて、ワードの選択を行います。

ワードは多ければ良いという訳でもなく、あまりキーワードが多く埋め込まれていると、検索エンジンにひとつひとつの重要度が低いと判断されると言われています。2〜3ワードが適当ではないでしょうか。

例えば新商品で、その商品名での検索が期待できない場合、その商品が属する商品群を表すようなワードも付け加えると良いでしょう。

例:商品名「もへじ」は商品ジャンルとしては「へのへの」に属していて「あいあいがさ」な特徴があったとしましょう。

商品名「もへじ」を最重視するのであれば、titleは

「もへじ」、「あいあいがさ」な「へのへの」

になるでしょうし、

商品ジャンル「へのへの」を最重視するのであれば。

「へのへの」を「あいあいがさ」にした「もへじ」

例えばそんな風な記述になるかも知れません。

descriptionもこのtitleの記述を生かします
「へのへの」を「あいあいがさ」にした「もへじ」のサイト、株式会社かべのらくがき提供。
さらに特徴的なコンテンツなどがあれば、この後に続けます。
へのへのもへじ占いやあいあいがさメイカーも。
descriptionの記述の全文が検索結果画面に反映される訳ではないので、文末が切られてもいいよう、重要なものほど文頭に置いておくほうが良いかと思います。

■確認してみてください
意外にサイト制作サイドでも抜け落ちやすい作業がこのメタタグです。ある時、納品されたサイトにまったくメタタグが入っていなかったので制作会社に問い合わせたところ、
「指示がなかったから」との回答をもらったことがあります。

是非クライアントサイドから、早い段階で「メタタグは?」と聞いてみてください。ただし、記述作業は全体進行に支障がなければサイトの公開直前でもかまいません。

ではまた!

(3回シーリーズ終了)

3回シリーズの3回目
第1回第2回>第3回
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